2026.03.28
深める
もちろん、自己開示していくのは相手だけではなく、「やり投げの女王」さん側もです。
「離婚届を見せたとき、実はすごく怖くて…」とか「あなたといつ一緒になれるのか、それを勝手に考えてひとり不安になることがあって…」とか、言いづらいまま抱えていたことをあえてはっきり言葉にして、相手に投げかけてみてください。
その開示のキャッチボール、語りのリレーのなかで、向こうの本気度も浮き上がってくるでしょう。
あるいは、相手が本気じゃないのなら、それも段々と可視化されてきます。
妻との諸々について「内心別れるのが面倒で」と言ってきたり、あなたの自己開示を「ふーん」と中途半端にしか聞けないようなら、それは確実に「信じていい」人ではない。
あたしだったら即、ゴミ箱にポイポイポイのポイです(誰かコレクターユイ、知ってる人いるかしら)。
不倫だからいいとか悪いとか、あたしはそれ、恋の本気度には関係ないと思います(法律的にはもちろんアウトだから、訴訟にならないかだけはお気をつけて!)。
ただそれ以前に、目の前にいる人と互いの気持ちを根本からシェアできるのかどうか、これはどんな恋であっても、いつかは確かめ合っておいたほうがいい。
「やり投げの女王」さんたちのその「いつか」は、きっと今なんじゃないかな。
そして、そんな今を有意義につむぐ作業。これを通じてはじめて、あなたたち2人はようやく新しい道へと、一緒に、あるいは別々に、ただしく歩み出すことができるんじゃないかな。
誰かと人生をともにすることも、誰かとの人生に終止符を打つことも、決して簡単な話ではありません。
だからこそ、並々ならぬ気持ちにさせてくれる人が誰かいたならば、その人とは正面から向き合ってみたいものよね。
「やり投げの女王」さん、あなたはどうかしら?
2人の向かう先がどこなのかは、私にはわからないけれど。
少なくともあなたには「自分、よくやった。しっかり相手と向き合った。だからこの生き方に悔いはない!」と、しっかり胸をはることのできる未来へ進んでいってほしいな。
すすきののはじっこに、女王の快進撃を楽しみにしている女装がいることを、最後にお伝えしておこうと思います!
というわけで、今回はなんと「ダブル不倫」という話題を、コラムとして扱うことに。
これまでの連載にはない方向性のお手紙だったから、すごく考えさせられたわぁ。
人間のお悩みって本当に千差万別、多種多様なんだって、改めて感じることができました。
この記事を読んだ方のなかには、きっと他にも周りには言えないモヤモヤを抱えている人、まだまだいるはずよね。
そんな方はぜひ応募フォームから、どしどし気持ちをポイポイしてもらえればと思います。どうぞよろしくね!
ではでは今日はこの辺で。
Sitakkeね〜!
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文:満島てる子
イラスト制作:VES
編集:Sitakke編集部あい
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満島てる子:オープンリーゲイの女装子。北海道大学文学研究科修了後、「7丁目のパウダールーム」の店長に。 2021年7月よりWEBマガジン「Sitakke」にて読者参加型のお悩み相談コラム【てる子のお悩み相談ルーム】を連載中。お悩みは随時募集しています。
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