2026.03.21

暮らす

「新」ハイボールが北海道のお寿司に合いすぎる!老舗のしかけにおかわり続出

消費量が3分の1以下に…

「きょうは華金!飲みに行こう!」という言葉も、めっきり聞かれなくなりました。
お酒の消費量が減り、北海道の酒造メーカーは、苦境に立たされています。

晩酌は日本酒!なんて方も多いと思いますが、道内での日本酒の消費量は30年前の3分の1ほどまでに減っています。

ある酒造会社は、「ビールだったら飲めるけど、日本酒はちょっと厳しいという人もいる」と現状を分析します。

特に若い世代の日本酒離れに道内の日本酒メーカーは危機感を抱いています。
そんな、日本酒の文化を守るための新たな取り組みが始まっています。

最北の老舗酒蔵から「うれしいニュース」

北海道北部の増毛町にある国稀酒造。創業は1882年(明治15年)。
「日本最北の酒蔵」として知られるこの老舗が、2026年3月に140年あまりの歴史で初めて発泡酒の生産に乗り出します。

取材に訪れたのは、かつてニシン漁の道具などが保管されていた歴史ある「千石蔵」です。その中に新しい醸造施設が誕生しました。
石造りの倉庫を改装して、ブルワリーを作ったのです。

国稀酒造の林知宏取締役は「日本酒の消費量が減っている。ビールだったら飲めるけど日本酒はちょっと厳しいという客もいる。国稀酒造がこれからやるぞというのを見てほしい」と語ります。

2025年に、道内のビールメーカーに製造を委託した試作品を酒蔵でテスト販売したところ「おいしい」と好評で、大きな手応えを感じているといいます。

訪れた観光客からも喜びの声が。

「北海道ってビールのイメージあるじゃないですか。ビール好きにはうれしいニュース」「いいと思います。来ます」

原料には、「国稀」の仕込みにも使われる暑寒別岳の伏流水を使用。

ブルワリーには、ビアホールも併設し、地元産の食材を使った料理とともに発泡酒も日本酒も楽しめるようにする計画です。

林取締役は、「ビールを通して日本酒を知ってもらう、日本酒を通して増毛町を知ってもらい、ビールを飲みに来てもらう」相乗効果を期待しています。

国稀酒造

住所:北海道増毛郡増毛町稲葉町1丁目17
営業時間:午前9時~午後5時

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

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