
デジタルとアナログを分けるのは「気配」なのかもしれない。函館空港で飛行機の離着陸を知らせる案内板がパタパタと回るのを見て、そんなことを思った。
空港の案内板は2000年代初頭からデジタル化が進み、現在では液晶モニターの使用が一般的になっている。一方、函館空港では文字盤が回転して時刻や行き先を表示するアナログな『反転フラップ式案内表示機』が現役で活躍。

函館市民にとっては、パタパタと音を立てながら文字盤が回転するのは馴染み深い光景だが、現在この案内表示機が使われているのは宮崎空港など全国に数箇所しかない。これを見るためにわざわざ函館を訪れる人もいるそうだ。

函館空港で反転フラップ式案内表示機が使われ始めたのは1960年代のこと。その後、ターミナルビルの建て替えを経て、現在のものは2005年に設置された3代目にあたる。
当時は既にLED電光掲示式や液晶モニター式のものもあったが、「お客様にとってわかりやすいのはどれか」という基準で、案内に変更があった際にパタパタと音が鳴り注目されやすい反転フラップ式が採用された。
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