2026.03.16
暮らす
「目がシパシパ、鼻がムズムズする…」
3月に入り、季節は徐々に本格的な春へと歩み始めています。
ただ、人によっては気になる「花粉」の季節も一緒に近づいています。
私もシラカバ花粉症で、ゴールデンウィークの時期が近づくと目や鼻の調子が悪くなり、ひどいときには車の運転もままならないほどです。
そこで今回は、北海道立衛生研究所の資料をもとに、今年のシラカバ花粉の飛散の予測と、花粉への対策方法をHBCウェザーセンターの気象予報士・篠田勇弥が解説します。

連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
北海道ではおなじみの「シラカバ」は、風媒花(風で花粉を運び受粉する花)のひとつで、毎年サクラが咲くころになると花粉の飛散を始めます。
本州で花粉症と言えば「スギ」ですが、北海道で花粉症と言えば「シラカバ」のイメージを持つ方がほとんどではないでしょうか?
北海道立衛生研究所によると、今年のシラカバ花粉の飛散量は例年に比べて、札幌や旭川、帯広などで 「やや多く」 、函館は 「多い」 予想になっています。
シラカバは、前年の夏の気温が高く日差しがたくさんあると、花粉のもとになる雄花の形成・成長が促進される傾向があるようです。
皆さんも記憶にあるかもしれませんが、2025年の夏は北見で39.0度を観測、札幌でも2日連続35度以上の猛暑日になるなど、観測史上最も暑い夏になりました。
日差しも十分で、雄花が例年よりも成長していることが考えられます。

札幌の6月~8月の平均気温は平年で20.2度、2025年は23.7度。これは観測史上1位の記録です。
また、日照時間についても平年が516.2時間なのに対し、2025年は595時間と大幅に長くなっています。

さらに、シラカバ花粉の飛散量は 多い年と少ない年が交互に現れる傾向が見られます。
2024年が多く、2025年が少なかったため、2026年は飛散の多い年になる可能性が高くなっています。
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