2026.04.02
みがく
札幌で芸妓をしております、「こと代」と申します。「芸妓」といえば、京都のイメージが強いと思います。
しかし北海道にも開拓期から道内各地に花柳界がございました。
現在は札幌のみになってしまいましたが、「さっぽろ 名妓連」には11名の芸者衆が所属し、毎日お稽古、お座敷などで活動しております。

連載「さっぽろ芸妓日記」では、札幌の花柳界の歴史や文化などをご紹介していきたいと思います。お付き合いのほど、どうぞ宜しくお願いいたします!
芸妓をしていると、お客様からよく聞かれる質問があります。
「恋愛ってできるんですか?」「結婚はできるんですか?」
テレビやネットの情報の影響もあってか、芸妓の世界は恋愛が厳しく制限されていると思われている方も多いようです。
実は、私が入門したとき、置屋のお母さんからこんなことを言われました。
「3年間は恋愛禁止ね」
今の時代に聞くと、少し驚かれるかもしれません。
でも当時の私にとっては、それほど不思議なことでもありませんでした。

というのも、入門してからの毎日はお稽古とお座敷で本当にめまぐるしく過ぎていきます。
朝からお稽古、夜はお座敷。遅くまで働かせていただき、また早起きしてお稽古へ。
そんな日々が続き、物理的にも自由な時間はほとんどありませんでした。
(あの頃、束の間の休日は、ほとんど寝て体力回復に努めておりました笑)
そして何より、その頃の私は「いまはお仕事に集中したい」という気持ちが強く、恋愛にエネルギーが向く余裕がなかったように思います。
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