
この春に次女が中学校に上がる豊平区在住の安宅さんは、 2つ上の長女のときに比べて、保護者の負担が大きくなったと感じています。
母親の華子さんは「制服・ジャージ以外にも、学校のリュックとか上靴・外靴入れたら10万円は全然超えます」と嘆きの声。
制服も値上がりしたため、ブレザーは長女の「おさがり」を活用。他にも運動着のTシャツは枚数を減らすなど、節約したとのことです。
さらに制服のほかにも、学校生活でかかる費用は多岐にわたり、漠然とした不安も感じています。
華子さんは「研修とか修学旅行とかそういうのもいま、物価がどんどん上がってきているから、どのくらい上がるのか…っていうちょっとドキドキ感はあります」と話します。

こうした学校教育における保護者の私費負担は『隠れ教育費』と呼ばれ、物価高騰とともに負担が増していると専門家は指摘します。
千葉工業大学の福嶋尚子准教授は、「制服は典型的ですし、教材とかもその可能性はあります。要は教材費として学校が集めていれば、見えやすいわけですけど。物価高もありますし教育活動が変わってきている部分もあって、やはり高くなってきています」と指摘します。
『隠れ教育費』には、習字道具などの教材費や、修学旅行の旅費なども含まれていて、支払先も多岐にわたることから保護者だけではなく学校側も把握しづらく、問題点もあるといいます。
「経済的に豊かな地域の公立学校だったら、保護者は全然気にせず、どんどんどんどんお金を払えるから、どんどん教育活動が充実していくかもしれない…。そうすると保護者の経済的状況によって、その学校の教育条件が変わる。このところで格差が生じるっていうのが一番大きな問題」
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