2026.03.08

暮らす

「10万円は全然超える」入学で悩む『隠れ教育費』…セット1万円以下の救世主とは?

「10万円は全然超えます」

この春に次女が中学校に上がる豊平区在住の安宅さんは、 2つ上の長女のときに比べて、保護者の負担が大きくなったと感じています。

母親の華子さんは「制服・ジャージ以外にも、学校のリュックとか上靴・外靴入れたら10万円は全然超えます」と嘆きの声。

制服も値上がりしたため、ブレザーは長女の「おさがり」を活用。他にも運動着のTシャツは枚数を減らすなど、節約したとのことです。

さらに制服のほかにも、学校生活でかかる費用は多岐にわたり、漠然とした不安も感じています。
華子さんは「研修とか修学旅行とかそういうのもいま、物価がどんどん上がってきているから、どのくらい上がるのか…っていうちょっとドキドキ感はあります」と話します。

『隠れ教育費』で格差が広がる?

こうした学校教育における保護者の私費負担は『隠れ教育費』と呼ばれ、物価高騰とともに負担が増していると専門家は指摘します。

千葉工業大学の福嶋尚子准教授は、「制服は典型的ですし、教材とかもその可能性はあります。要は教材費として学校が集めていれば、見えやすいわけですけど。物価高もありますし教育活動が変わってきている部分もあって、やはり高くなってきています」と指摘します。

『隠れ教育費』には、習字道具などの教材費や、修学旅行の旅費なども含まれていて、支払先も多岐にわたることから保護者だけではなく学校側も把握しづらく、問題点もあるといいます。

「経済的に豊かな地域の公立学校だったら、保護者は全然気にせず、どんどんどんどんお金を払えるから、どんどん教育活動が充実していくかもしれない…。そうすると保護者の経済的状況によって、その学校の教育条件が変わる。このところで格差が生じるっていうのが一番大きな問題」

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

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