2026.02.17
暮らす
この先の気温は、平年よりも高くなる傾向ですが、低気圧による「ドカ雪」には、まだ注意が必要です。
過去には3月に暴風雪による大きな災害も発生しています。
2013年3月2日から3日にかけて、急速に発達した低気圧によって網走や根室地方では500台以上の車が立ち往生し、9人が犠牲になりました。
この災害をきっかけに、気象台では同様の被害が予想されるときには「数年に一度の猛吹雪」や「外出は控えてください」など、一層の警戒を呼びかける言葉を用いることになりました。
冬の終わりごろの低気圧には要注意です。
また、急速に暖かくなることで、傾斜地でのなだれや屋根からの落雪、雪どけによる道路の冠水などが発生する恐れがあります。
特に冬山登山や、整備されていないバックカントリーでのスキーは、これからの時期こそ慎重な判断が必要です。
また、気温が高い傾向でも一時的に強い寒気が流れ込むことはあります。
「こんなに寒くなるとは思わなかった…」
そんな日も出てくるかもしれないので、体調管理に気をつけたいですね。
2月4日は二十四節気の一つ「立春」。
暦の上ではすでに「春」を迎えています。
そして、実際の気圧配置や気温の変化の傾向を見ても、季節はゆっくりと春に近づきつつあります。
ただ、これからは天気や気温の変化が大きくなる時期になります。
コロコロ変わる天気や気温に振り回されないよう、日々の気象情報をしっかり確認して、無事に春を迎えられるようにしたいですね。
連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」

文: HBCウェザーセンター 気象予報士 篠田勇弥
札幌生まれ札幌育ちの気象予報士、防災士、熱中症予防指導員。 気温など気象に関する記録を調べるのが得意。 趣味はドライブ。一日で数百キロ運転することもしばしば。
HBCウェザーセンターのインスタグラムでも、予報士のゆる~い日常も見られますよ。
※掲載の情報は記事執筆時(2026年2月16日)の情報に基づきます。
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