2026.02.05
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標高225メートルの円山は、年中大人気です。
ロケを開始したのは午前中でしたが、すでにトレース(踏み跡)がしっかりついていました。
雪が積もった登山道を登るときに必要になってくるアイテムは、アイゼンとストックの2つです。

アイゼンは、氷や雪の上で滑りにくくなる、金属製のツメがついた登山靴です。
写真のものは6本ツメですが、本格的な冬山になると10~12本のツメがついたアイゼンを着用するなど、用途によって使い分けます。
野村さんも、分水嶺を縦断したときは12本ツメのアイゼンを使っていましたが、円山ではツメの長さが短く着脱のしやすい低山むけのチェーンスパイクでした。

傾斜で滑りやすい冬山。また、雪のせいで夏よりも一歩一歩が重く大変になるので、ストックは体の負担軽減として重宝します。
私は夏に使っているストックの先端のキャップを、冬用のものに替えて使っていますが
野村さんは、スキーで使うストックを使っていました。
このふたつを活用して、冬山を登っていきます。

登るときにもコツがあります。
1点目は「小股で登ること」。
「大股で歩くと負荷がかかり疲れやすくなる」からです。
これは、夏の登山でも同じ。以前、山岳ガイド・奈良亘さんに登山の基本を教えていただいたときにも同じ指摘がありました。
2点目は「足の接地面を大きくすること」。
しっかり雪を踏みしめて、一歩一歩慎重に登ることを野村さんに教わりました。
「接地面を大きくする」ためには、斜面に対して垂直に足を置くことが大切。
「ザクッ」と音がなるくらい、アイゼンで雪を刺すイメージで登ると滑りにくいです。
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