2026.01.30
出かける
遠くから足を運んで見に来た流氷を間近に見ると、「ちょっとだけ流氷に乗って記念撮影を…」と思ってしまうかもしれませんが、流氷に乗るのは絶対にやめましょう。
流氷は海面に浮いているだけなので、ちょっとした風向きの変化で簡単に沖に流されてしまいます。
さらに、誤って海に落ちてしまうと、氷が周囲を覆う中での救出は非常に困難になります。
実際に、過去には流氷に乗った人が沖に流された事故も起きています。
どうしても流氷に乗ってみたい!という方は一部の地域で流氷の上を歩くツアーなども企画されていることがあるため、調べてみるとよいかもしれません。
北海道に流氷が流れ着く風景は当たり前のように感じるかもしれませんが、北海道の流氷は北半球の南限とも言われ、世界的にはとてもめずらしいことなんです。
ただ、近年は地球温暖化の影響で、流氷の面積が減ってきていることがわかっていて、網走では1989年の一度だけ、流氷の接岸しないシーズンもありました。
こうした話を聞くと少し心配になりますが、だからこそ今、北海道で流氷を見られることの価値を大切にしたいですね。
壮大な自然を感じられるオホーツクの流氷を、安全に楽しみましょう!
連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」

文: HBCウェザーセンター 気象予報士 篠田勇弥
札幌生まれ札幌育ちの気象予報士、防災士、熱中症予防指導員。 気温など気象に関する記録を調べるのが得意。 趣味はドライブ。一日で数百キロ運転することもしばしば。
HBCウェザーセンターのインスタグラムでも、予報士のゆる~い日常も見られますよ。
※掲載の情報は記事執筆時(2026年1月28日)の情報に基づきます。
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