2026.01.26
深める
やることは単純です。
自分なりに自分のペースで打ち込むことのできる、これまであまり馴染みのなかった心惹かれるコンテンツに、自分から手を伸ばしてみるだけ。
読書でもいいし、料理でもいい。
ジムや社会人サークルなど、新しい誰かとの出会いにつながるものでもいいでしょう。
今までなんとなく「やりたいな」と思っていながらなかなか手を伸ばせなかった物事、「しろ」さんにも心当たり、きっとあるんじゃないかしら。
(あたしといえば最近、DJのお勉強をはじめました。とっても楽しいし、クラブイベントにも関わる人間としては学びがいっぱい。いろんな方々との交流も増え始めているの)
そうした新鮮な風を自分の内に呼び込むことで、恋の切なさがこころに占めている面積を、徐々にでいいから減らしていくこと。
それが、時間の癒しを待つあたしたちにできる、現時点での最善の策なんじゃないかなぁ。
ただ時の経過を待つのではなく、その経過をしっかり生きることで、おのれの未来を豊かにできる…
これはおそらく、理不尽な傷つき方をした者にもっぱら与えられる、一皮剥けるためのすばらしいギフトなのかもしれません。
仕事関係で顔を突き合わせざるをえないとなると、しばらくは切なさの面積、小さくないままになってしまうかもしれないけれど。
「しろ」さん、どうかある意味『あきらめず』に、そしてある意味『あきらめながら』、自分自身を耕すことに注力し続けてみてください。
いつか必ず、自ら為した耕作の実りを手にしつつも、ロマンスの呪縛から精神的にしっかりと解き放たれる日が来るはずだから。
「しろ」さんと同様の鎖に、いまだにがんじがらめになっているところもある、恋の犠牲者仲間として。
あなたとあたしのこれからが少しでも明るく美しいものであるよう、真剣に、そして心からそう願ってやまないと、最後にお伝えしておきます。
というわけで今回は、進みようのない恋とその乗り越え方について書いてみました!
実は年始からいろいろ考えるきっかけがあったんだけれど。
あたしロマンスって、今まで上手くいった経験、マジで無きに等しいのよね。
全部ど非モテサイドからの、ハートブレイク型ラブコメに転じちゃうというか。
でもそんなひとつひとつの経験が、一種自分のあれこれを積み上げてくれたような気もするし。
傷心を乗り越えるためにトライしてきた諸々が、今味わうことのできる愉しさを作り上げてくれてるのかなぁとも、改めて思ったりして。
2026年も相変わらず、心砕かれることもあるだろうけれど(笑)、それを糧にいろんなことに挑戦していこうかなと思います!
ではではまた次回。Sitakkeね〜!
***
★お悩み大募集中★
日常のモヤモヤからガチ相談まで…随時、応募フォームで受け付けています!みなさんからの投稿、お待ちしています!
***
文:満島てる子
イラスト制作:VES
編集:Sitakke編集部あい
***
満島てる子:オープンリーゲイの女装子。北海道大学文学研究科修了後、「7丁目のパウダールーム」の店長に。 2021年7月よりWEBマガジン「Sitakke」にて読者参加型のお悩み相談コラム【てる子のお悩み相談ルーム】を連載中。お悩みは随時募集しています。
■「自分がおかしくなった?」友だちとソリが合わずギスギス…価値観と関係性の変化に戸惑い【お悩み#100】
パートナーメディア