2026.01.26
深める
どうなのかしら。お相手の結婚発覚から半年が経った今、「しろ」さんはご自分の心の内を、どれぐらい整理できているのかしら。
割といまだに大混乱かもしれないわよね。
結婚とまでは、今はいかないのですが。
過ぎ去りし2025年、かつての最愛の男性から「彼女できました」と直接告げられるというショックな経験をしたことを、あたしはこのコラム連載の中で何度か綴り、吐き出させてもらいました。
書くたびに、書くことで自分の心を整え、片づけつつも。
あたし自身実はまだまだ感情の波の中で、現在も浮き沈みを繰り返しているような気がしています。
なので、「しろ」さんの目下置かれている状況だったり、抱きがちな感情だったりっていうのは、きっとあたしにも共通するところもあるんじゃないかなって、勝手にそう思ってるの。
例えば、そうなのよね。
「いつか、もしかして…?」って気持ち、捨てられないわよね。
「情けない希望」というパワーワードが個人的にもブッ刺さるわけですが。笑
実にみじめであわれなことに、好きという衝動ってやつは「ひょんなきっかけで、なんかミラクルが起きて、まさかの大逆転!2人は幸せに暮らしましたとさ!って、そんな好都合な結末に辿り着けるかもしれない」なんて一縷の望みを、おぼろげなリアリティとともに人に抱かせてしまう。
夢を見させてしまうのです。
あたしの場合も例に漏れず、もう相手のことはとっくにあきらめたはずなのに、時々向こうから連絡が来たりすると、「また昔のように」なんて感情が首をもたげてくるのよね。
どうしても、一緒になることへの期待が消えてくれないというか。
おそらく「しろ」さんも、そんな切ない気持ちを悶々と抱え続けているんじゃないかしら。
ちなみに、お手紙の中にあるように、こうしたパターンのお悩みに対して最も与えられがちな他者からのコメントは "Time heels everything"。
『時が全てを解決してくれる』というやつでしょう。
悔しいけれど、これは本当にそう。
どうしようもない願いも、不本意にかかえてしまった傷も、時間が経てばどんな痛みだって、人は過去のものとして忘れることができる。
きっとあたしの悩みも「しろ」さんのモヤモヤも、いつか遠くない将来、昔のこととして笑い話にできるのかもしれません。
その日が早く来てくれたらなぁとも、現段階では自分も思っていたりするのよね。
とはいえ時間による解決は、その性質上どうしても、すぐに訪れるものじゃない。
だからこそ、きっと「しろ」さんも今とても苦しいだろうし、あたし自身も定期的に心がダークネスになっちゃうんだよなぁと、目下恋の残滓に振り回されている最中の人間としては、そう思わざるをえなかったりするのでした。
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