2026.01.24

出かける

お気に入り!忘れられない北海道の山の絶景3選 楽しい登山に一番大切なことを学んだ日

「1日山岳遭難救助隊長」に

数々の絶景が楽しめる北海道の山々。
でも、どんなに美しい山でも、その裏には「もしも」の危険が潜んでいます。

実際に、北海道の山では毎年のように遭難が発生しているのです。
山を楽しむためには安全が第一。

8月11日は山の日。
私はその大切さを学ぶために、夏山登山で救助の現場を体験しました。

北海道警察の「山岳遭難救助隊長」を1日やらせていただいたのですが、もちろん救助に関しては素人。

救助隊の皆さんの背中を追いかけながら、自分が学ぶ気持ちで参加しました。

午前8時。たくさんの登山客で賑わう富良野岳の登山口で、訓練は始まりました。
今回のミッションは、熱中症で動けなくなった登山者の救助。

早速、装備が入ったリュックを背負ってみたんですが…

リュックの重さは20キロ後半。バランスをとって歩くことすらできません…。

タンカをはじめ、ロープや隊員の食料など救助と安全のために欠かせない備品です。
この重さを担ぎながら山を歩き、さらに現場での救助まで…

これだけでもその厳しさが伝わります。
今回は、歩くこともままならなくなってしまうため、少なめの装備に変えさせていただき、いざ出発です!

現在地と要救助者の位置を確認しながら進んでいきます。

北海道の夏の登山は十分な水と食料はもちろん、夜になると10度以下になることもあるため、防寒具やクマ対策のグッズも必需品です。

そして、倒れて身動きが取れない登山者を発見!

今回の訓練では「頭痛とめまいがあり、熱中症の疑いがある」との想定。
体を冷やすグッズを使うなどし、応急処置を進めます。

担架に乗せてヘリコプターが近づける位置まで搬送します。

ヘリコプターに乗せるときは、要救助者が風圧で回らないよう、ロープで支えます。

無事にミッションが完了!

自分が今何をすべきかを瞬時に判断して行動するチームワークは、やはり訓練の賜物。

富良野警察署地域課の伊藤修平警部補は「普段の登山のときから、装備は『これでいいかな』ではなく、『一応これも持っていこう』という気持ちで日帰りでも何かがあったときに自分でちゃんとできるだけのものを持っていってほしい」と話してくれました。

これまで出会った数々の絶景。
その場に立てるのは安全があってこそです。

まずは登山者自らの備えが何より第一!次の登山も笑顔で下山できるために…。

救助の現場を体験して、「いち登山者」としての自分を改めて省みました。

連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが

※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。

文:HBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)
北海道生まれ・北海道育ち。2021年入社。HBCテレビでは「グッチーな!」「ジンギス談」「吉田類 北海道ぶらり街めぐり」「大江裕の北海道湯るり旅」などを担当。登山歴4年。おいしくごはんを食べるために山に登っています。登山の魅力はインスタグラムでも発信中

編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は登山時(2025年8月)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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