オルゴール堂のある交差点から、山側へと歩いていこう。
通りを歩き始めてすぐに最初のお店が見えてきた。
趣のあるレンガの壁がトレードマークの『ベリーベリーストロベリー』さん。
今年で32年目のイタリア料理店だ。

「前は東京でフレンチやイタリアンをやっていたんですけど、イタリアと同じこのレンガ造りがすごく気に入って。絶対この建物で店をやりたいなって思ったんです」
そう話すのはオーナーシェフの伊藤孝さん。
イタリア料理の奥深さに魅せられた生粋のイタリア料理好き。あとワインも大好き。

「イタリアで何十年も、端から端まで食べ歩きをしてきて、この地方のこれは美味しいな!って自分が食べたくなったものをメニューにしています」
「日本と同じでイタリアでも地域によってパスタとか料理が違うんです。今の季節はミラノとかベネチアとか北部の料理が多いんですけど、夏はシチリアとかカンパーニアとか南部の料理を出していますね」
1ヶ月お店に来ないとメニューが全然変わっている、ということもあるという。

それだけ頻繁に変えていると準備も大変じゃないですか?と聞くと、
「いやいや!好きだからついついやり過ぎちゃうんです」
「昔は今よりも簡単めな料理も作っていたんですけど、自分でも食べたいし、料理が好きだから我慢できなくなっちゃって…。もっと良いものを使って手間も惜しまない、本格的なイタリア料理を出そうと路線変更したんです」
「料理で喜んでもらえるように、情熱と時間を最大限、徹底的に使って作ってます」
こだわりの料理をぜひいただきたい!と、メニューを見てみると全然聞いたことのない名前がずらり。

ラビオリ…?
アニョロッティ…??
「アニョロッティはラビオリっていうパスタのひとつです。ラビオリは具を包んで食べる種類のパスタで、包み方によって呼び方が変わるんです」
「うちのアニョロッティは仔牛の煮込みを包んでいて、ラビオリの中では一番人気ですね。作るのにかなり手間がかかっているので他の店でやっているところはほとんどないと思います」
一番人気という言葉には弱いので、ではそれでお願いします!
さらにおすすめをいくつかいただく。
未知の料理の中からメニューを決めるのは本当の海外に来ているようで、この時点でもうわくわくしてきた。

まずは『道産仔牛のアニョロッティ』がやってきた。コロコロと盛り付けられているのが一口サイズのアニョロッティ。どんな味なのかと食べてみると…
肉!!!
見た目からは想像もつかないほどの肉々しさ!
中身の仔牛はホロホロ、じゅわっと広がって口の中が一気に幸せモードだ。上にふりかけられたチーズの香りもかなり強いが全然くどくない。パスタ生地も滑らかで歯切れよくて、食べていてとても心地良い。
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