
WEBマガジン「Sitakke」のパートナーメディアで、小樽観光協会が運営する「小樽通(おたるつう)」より、選りすぐりの情報をお届けします。
***
そろそろ小樽も冬本番。
外の寒さは正直こたえるけれど、雪道の散歩はそれ以上に楽しい。雪化粧した小樽の通りは夏よりもっと綺麗に見えるのだ。
そんな、個人的にはアツい季節である冬号・おたるのほそ道のテーマは『入船通り』。
王道観光スポット堺町に隣り合っていながら、病院ありスーパーマーケットありと市民の生活圏にもほど近い。観光とローカルの間にあるこの通りは面白いんじゃないか!?と目をつけたのだ。
ということで、まずは小樽市総合博物館に入船通りがどんな通りなのか聞きに行ってみると
「入船通りのことを書くのは難しいと思いますよ。とても一言では表現しきれない」
まさかの言葉。
聞いてみると入船通り、すなわち入船はその時代によって街の姿が全然違っているのだそう。
さらに、入船通りの地下には『入船川』という河川が現在でも流れていて、暗渠化という工事をすることで川の上に橋をかけるような形で道ができたという。
川に沿って延びているので、花園や色内といった小樽の他の地区と比べて細長く広がっていることも特徴。
地理的な要因もあって、同じ入船という地名でも場所によって表情や役割が大きく異なってきたのだ。
通りの遍歴はちょっと説明できそうにないけれど、せっかくなので地図を見比べるくらいはやってみよう。
赤丸で記したところが現代のオルゴール堂があるあたりだ。
どれも小樽市総合博物館所蔵。

明治初年(1868年)の入船通り。
北前船が来航した頃。まだ建物も道もほとんどできていない。入船通りと呼ぶにはさすがに早すぎるか。

明治24年(1891年)の入船通り。
建物ができてきたが上流の方はまだまだ未開発。他の地図と揃えるために向きをちょっと変えています。

大正14年(1925年)の入船通り。
小樽運河が完成した直後。上流もけっこう開発されてきているように見えるが、まだ暗渠化はされていないので現代の入船通りともはっきりと異なる。
ちなみに『入船』という地名は昔の地図を見るとわかるとおり、オルゴール堂のあたりに船着き場があったことに由来するんだとか。
「船が入ってくる場所なので、入船」
そのまんまだ。
もっと詳しい部分が気になる人は小樽市総合博物館に出かけてみよう。
そんな、時代と共に様相を変えてきた入船通りの『いま』を覗いてきました。
■ 町中華で「オムライス」がおすすめ?!60年以上愛される老舗 地元ライター厳選の3店【北海道・小樽市】
■「いつまでも食べていたい美味しさ」ラーメン&チャーハン、あんかけ焼そば…地元住民に愛される町中華3選【北海道小樽市】
■「ごはん何杯でもおかわりできそう」「観光客も地元客も惹きつける一杯」北海道小樽市の町中華3選【地元ライターがおすすめ】
パートナーメディア