2026.01.17

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左目を失明しながら目指したパリコレ…「今私がやらなきゃ!」谷間の存在に自ら光を

使命感に駆られ…ついに

札幌市内の大学に進学すると、本格的にファッションモデルに挑戦する道を進んでいきます。

右目しか見えていない吉野さんにとって、本来両目にかかる「物を見る負担」はすべて右目にかかっています。

実は「右目が見えている」という希望だけではなく「いつ右目が失明してもおかしくない」という不安とも闘っているのです。

「両目を失明しないうちにモデルなど自分のやりたいことをやる」

ウォーキングのレッスンを受け、モデルの基礎を学び、スタジオを借りて自主練習を重ねました。
そして、札幌の地下アイドルグループのメンバーとしても活動。

その間、たびたびオーディションを受けますが、左目の障害を理由に不合格が続きました。
それでも、吉野さんは決してあきらめませんでした。

「自分が表舞台に立つことが、同じよう境遇の人たちのロールモデルになれると思ったので…。『いま私がやらなきゃ!』って、謎の使命感に駆られて、いばらの道を選んできました」

ミス・ユニバース北海道エリア 準グランプリ(2016年)

そんな吉野さんが20歳で挑戦した「ミス・ユニバース・ジャパン2017」。
そこで北海道の準グランプリに選ばれたのです。

別の大会では日本代表になり、世界大会では2位に輝きました。

さらに、吉野さんは2024年に単身でフランスに渡り、ついにパリコレのステージに立つ機会を得ました。

提供 Global Glam Fashion

吉野さんを突き動かすもの

左目の光を失っても、心の光は消えない―。吉野さんを突き動かすのは、あのグレーゾーンの存在です。

2019年 取材

「私がいままでモデルの活動しているのも、一番は同じような境遇の方とか、自分に自信がない方、グレーゾーンにいるとか、生きづらさを抱えている方の背中を押したいというのがあるので…」

ファッションモデル、吉野奈美佳さん。その歩みは、これからも続いていきます。

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

https://www.hbc.co.jp/news/

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