
それは、片目失明者が『福祉的な支援の谷間に置かれている』という問題です。
「健常者と障害者、どちらの世界からも排除されるんですよね。片目失明者は障害者の認定を受けられないんです」
現在の法律(身体障害者福祉法)では、片目が失明していても一方の視力が「0.6」を超えると、障害者の認定を受けることができません。
吉野さんのような片目失明者は、障害者とも健常者ともされない、いわば「グレーゾーン」に置き去りにされている人が少なくありません。
そうした支援の谷間に置かれてきた吉野さんには、幼いころから心に灯し続けた夢がありました。

「たまたま『ミス・ユニバース』を密着取材しているテレビ番組が目に入って、きれいなお姉さん方が、毎日アスリートのようにトレーニングして、自分に影響力をつけて、世界に何かを発信するっていう姿をみて『カッコいいな』って思って…」
ミス・ユニバースなどを取り上げた雑誌や新聞記事を見つけては切り抜き、女性たちの美を掘り下げる書籍を読み漁りながら、憧れを胸に秘め続けました。
夢を叶えるため、「光」を追い続けた吉野さん。
あきらめない彼女の姿と恩師との出会いを後半の記事でお届けします。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年12月15日)の情報に基づきます。
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