2026.01.13

暮らす

寿司のマチ小樽でリピート続々の新スタイル店 「誰でも握れるすし」のおいしさと優しさ

就労支援の利用者が作る「寿司」が評判

北海道小樽市で、障害者の就労と自立を支援している事業所が、小樽名物「寿司」の提供を始めて早くも評判です。

マグロづくしの寿司に、サーモンがたっぷり乗った海鮮丼。
小樽港の近くに店を構える「小樽寿司PANのMIMI店」のメニューです。

この店は、小樽市内で障害者の就労支援事業所を運営する会社「トゥー・トゥー」が開設し、利用者らが料理づくりを手がけています。
メニューのほとんどは、障害があっても作ることができる工夫がされています。

その工夫というのが「冷凍寿司」。

秋田学社長は「基本的に解凍して乗せるのは、利用者でもできるのではないか」と話します。

ネタもシャリもすべて新鮮なまま「瞬間冷凍」された食材を仕入れ、注文が入れば、利用者らが丁寧に解凍して提供します。

実際に試食してみてもネタが新鮮でごはんも粒だっている感じがしておいしい!

「おいしい」の声がやりがいに

寿司パン

この店では、利用者の収入を増やそうと、米粉で作ったパンに寿司ネタをのせた「寿司パン」など、アイディア商品を繰り出してきました。

売り上げは良かったものの、物価高騰とパン作りの難しさが重なり、発達した冷凍技術を活用し、コストを抑えた「誰でも握れる寿司」の販売にシフトしました。

アナゴ丼の注文が入りました。
米の量をはかり、アナゴを切り、シャリに乗せる。
決められたステップを踏んで丁寧に作ります。

自分のペースで働くことができ、やりがいも得られます。

利用者の菅原聖也さん(27)は「同じ客が3~4回も来てくれることがある。『おいしかった』と言ってくれるので、それを聞くと『作ってよかった』とうれしい気持ちになる」と話してくれました。

港町、小樽で作られたおいしくて優しい「寿司」が、障害者の暮らしをサポートしています。

文:HBC報道部 
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年12月17日)の情報に基づきます。

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

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