
そこにいたのは水槽にびっしり入った巨大なオオズワイガニ。
以前は「小さな厄介者」と見られていたそのカニは、まるで別物のように、巨大化していた。

えりも漁協の金子武彦参事は「ほとんどのサイズが『大』になった。大きくなりました。漁師にも漁協にも救世主」と笑顔です。
噴火湾から消えた一方、えりもでは豊漁。まさに救世主となっていたオオズワイガニ。
海の中で何が起きているのか?専門家のもとを訪ねてみました。
話を聞いたのは北大大学院・水産化学研究院の山村織生准教授。
「オオズワイガニは成長するにつれて深いほうへ生息場所を移動するのが一般的な傾向」だといいます。

「噴火湾は浅いので、夏に水温が上がると、底に近い部分も水温が上がってくるので、どうしても外に出て行かざるを得ない状況」
成長するにつれ、より深い海で生息するようになるカニ。
ただ、2025年の記録的な猛暑が早々と、海深くへ追いやった可能性があるのです。
2025年7月下旬の海面温度は、噴火湾で25℃。
この暑さを嫌い、冷たい海水温を求めてオオズワイガニは移動したのかもしれません。
この「海の異変」は、鮮魚店でも感じられていました。
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