
峠を越えて、乙部町の市街地にたどりつくと、うれしい展開がありました。
乙部町に住む人が「がんばってください」と声をかけてくれるので、高田さんも「塩を売っています、いかがですか?」とたずねます。

地元の人から次々に声がかかり「ロバ塩」が売れていきます。そして車から声援してくれる人も…。
旅の2日目とは思えないほど「ロバ塩」の売れ行きは好調。
クサツネと記念写真を撮る人もいます。
海外でロバと歩いた日々や、クサツネと出会ってからの旅の記録は書籍にもなっています。
旅のエピソードを披露した講演会では、海外で命の危険にさらされた経験についても…。
「タオルで目隠しされて、首を絞められて荷物を奪われてしまったことがあったんです。そのときロバが何をしていたかというと、傍らで草を食べていました」
しかし、決して旅をやめませんでした。
SNSでの発信も続け、現在のフォロワーは約14万人です。
講演会後のサイン会では、子どもからこんな質問も…。

「ロバの名前はどうやって決めたんですか?」
「"草"と"常"に出会えるように…"クサツネ"です」
取材スタッフは乙部町で、高田さんとクサツネといったん別れることになりました。
「お気をつけて」「いってらっしゃい」
塩を売りながら、千葉県までの行商旅は続きます。

相棒のロバと、人生を歩んでいきたい―。
その思いだけが、高田さんを前へと進ませています。
旅が始まって2週間あまり、高田さんと相棒のクサツネは11月26日の時点では、岩手県内を旅しているということです。
ちなみに北海道の函館から本州へ、フェリーで津軽海峡を渡る際は、クサツネは、馬を運ぶトラックの荷台に乗ったということです。

あの「ロバ塩」の売れ行きは好調で、旅が終わる前に無くならないように、1日の販売個数に制限をかけるほどとのことです。
ロバのクサツネと、元新聞記者の高田晃太郎さんの行商旅は、12月中に今回の終着地・千葉県にたどり着く予定です。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年11月26日)の情報に基づきます。
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