2026.01.25

食べる

「50本食べる」ほど止まらない焼き鳥…札幌の「元祖」で愛され続けるていねいな仕事

「ガツ」がロングセラーになったワケ…

客:「大体決まっています!ガツとハツ」

客:「ここの売りだからね!昔と変わらない味」

戦後間もない1946年。
初代の馬渡 利雄さんがすすきのに創業した「やき鳥 福鳥」。
当時、札幌には焼き鳥店がまだなかったそうで福鳥が札幌の焼き鳥店の“元祖”といわれています。

2代目妻 馬渡 ノリ子さん:「すごく賑わっていましたよ。“下地をつける”焼き鳥を食べてから、すすきのに飲みに行くという感じで、本当に流れがすごかったです」

2代目の妻・ノリ子さん。
50年ほど前から「福鳥」を支え続けてきました。
今は、店には立たず仕込みだけを手伝っています。

ノリ子さんの義理の父で先代の馬渡 利雄さんのことをこう語ります。

2代目妻 馬渡 ノリ子さん:「一本木で本当に真面目で、われわれに優しい父親でしたね」

創業して間もないころ、ガツは仕込みに時間がかかることから敬遠されがちでした。
ガツは「豚の胃袋」のことで、しっかりと下処理をしなければ臭みがでるのです。

2代目妻 馬渡 ノリ子さん:「結構、時間がかかるし手間がかかる。脂をとったり。そういうもので、みんな引いていた」

先代・利雄さんがガツと向き合うきっかけは、お肉の問屋さんから「 ガツを、どうにか商品にできないだろうか 」という相談でした。
その一言から、利雄さんは可能性を探り始めます。

試行錯誤を重ね、やがて生まれたのがいまに受け継がれる「福鳥のガツ」です。

3代目 馬渡 賢一さん:「うちのガツは柔らかくて、他とは違う食感ですね」

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