2025.12.15
ゆるむ

このお写真のキャプションに「横顔もかわいい!同化して、めり込んでいる感じが良い」とありました。
エゾフクロウの模様が、ほんとうに木と保護色になっていて、あまりにもピッタリで、フクロウがここにいることで何かが完成した!という感じすらしてきます。
正面からのお写真もあったので、あわせてアップさせていただきました。
目が開いているので、エゾフクロウだ!とすぐにわかりますが、目をつぶっているときだと、本当に木に同化していて、近くを通ってもまったく気づかないかもしれません。
エゾフクロウの顔は、全体がパラボラアンテナのようになっていて、顔全体で遠くの小さな音を集める働きをしています。
実際の耳は、顔の横にあるのですが、左右では、その位置が高さで1センチほどのズレていて、このちょっとしたズレのおかげで、真っ暗な森の、雪の下を走るネズミの位置を、正確に把握できるのだそうです。
昼に見る、いつも眠たげなエゾフクロウからは、夜の華麗なるハンター姿は、まったく想像できませんね。
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