2025.12.05

出かける

「一体何が真実!?」それぞれの証言が食い違う… 芥川龍之介の名作を現代版にアレンジした舞台『納谷版〜藪の中』【したっけラジオ】

パーティーに居合わせた一人が、遺体で発見される。しかし、関係者たちはそれぞれ異なる証言をする――。

30代コンビの脱力系おしゃべり番組「したっけラジオ」(HBCラジオ・日曜午後7時半〜)。11月23日放送回は、札幌で上演中の舞台『納谷版〜藪の中』から、俳優・内崎帆乃香さんと菊地颯平さんがゲストで登場!

芥川龍之介の不朽の名作を、現代版にアレンジしたというこの作品。キャストが語る、舞台の見どころは?

左からHBC森結有花アナウンサー、内崎帆乃香さん、菊地颯平さん、満島てる子さん

舞台『納谷版〜藪の中』あらすじ

舞台は、真冬の札幌。とある飲み屋の周年パーティーで、ある騒動が起き、数日後そこに居合わせた一人が遺体で発見される。

それぞれが持つ「あの日の記憶」。それは語る者によってどこか食い違い、証言は互いに矛盾していく。

果たして真実はどこにあるのか?事実を突き止めることはできるのか?

現代版に大幅アレンジ

てる子さん)私結構好きな小説だけど、複雑な小説なんですよ。現代版にするってどんな中身になるんだろう?

内崎さん)芥川龍之介の「藪の中」を、現代社会においてもどこでも起こりうる人間関係とシンクロしていくのでは?という着想で、脚本/演出の納谷真大がアレンジした作品です。

森アナ)ミステリーなんですか?

内崎さん)一切コメディな感じを出してはいけない、みたいな縛りにはなっているので。

菊地さん)「コメディじゃん!」みたいな感じで見てると、だんだん話が進むにつれて同じことを繰り返してるシーンが多くて「あれ?最初見たときコメディだったけど、そうじゃないかも?」みたいな。だんだん自分の見てる観点と(登場人物の)証言が違ってくる。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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