

ベースの材料は業務用のカレー粉と小麦粉といたってシンプル。そこに大量の函館牛乳とバターが入り、さらにラーメンで使うスープで丁寧にのばす。
その工程では玉ねぎを焦げるまで炒めるわけでもないし、複雑なスパイスが入るわけでもないので、ルーが黒っぽくなる要素がなく、むしろ牛乳とスープでのばすことで茶色くなるはずのルーが黄色くなるというわけだ。
カレーラーメンの方にはさらに溶き卵が加わるため、より黄色いルーになる。しかし同店支配人の荒川洋司さんは「そんなに黄色いですかね...。自分らとしてはそんなに黄色いと思ったことがないんですよ」とのこと。
カレーライスは数年前のメニュー構成変更の際に姿を消してしまったが、カレーラーメンの方は根強い固定ファンがいるためにレギュラーとして生き残っている。
「実はカレーライスもいまだに食べたいってお客さんがそれなりにいて、『カレーライスできる?』って聞かれたら出してるんですよ」。

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