2025.12.08
ゆるむ
ちょっと振り向いたエゾリスさん、カラダや顔がややふっくらとしていて、とってもかわいらしいですねー。
冬を前に、たくさんごちそうを食べて、カラダに脂肪をたくわえるとともに、クルミやドングリ・松ぼっくり・キハダの実など、1匹で3000〜4000個を集めて、土の中に埋めたり、木の穴に貯め込んだりと「貯食」にも余念がありません。
土に埋める場合でも、どこに埋めてもいいってワケではないようです。
木の根元のくぼみ、よく日の当たる場所、季節風の風下で雪があまり積もらない場所などをしっかりと見極めて埋めています。
しかも、あまりたくさんではなく、少量をずつ、あちこちに分散させて。
しかしながら、やはり春までに、3000〜4000個をすべて回収できるわけではなく、忘れられた木の実はやがて芽を出します。
エゾリスの「忘れ物」が、森を育てることにつながっているのですね。
■ 「モフモフのシマエナガ」と出会うためのコツとは?撮影で意識したい4つの条件【北海道のかわいい動物たち・写真6枚】
パートナーメディア