2025.12.02

暮らす

10割負担になっちゃうの?マイナ保険証の完全移行 不安と混乱も「進歩の苦しみ」

高齢者には難しい?

2025年10月時点で、道内でのマイナ保険証利用率は34.3%。全国平均の37.1%を下回っています。

「あまりまだ慣れていなくて、そんなに使いこなしていないので」そう話すのは来院者の70代女性です。

札幌の八軒内科ファミリークリニックを取材すると、この日は患者のほとんどが「マイナ保険証」を利用していました。

2024年、移行が始まった際にはカードリーダーを使った受付に不慣れな人も多く、スタッフが対応することも…。
この1年で利用者は増えたのでしょうか?

事務主任の鈴木千絵さんは「月単位で見ると、3割ぐらいの患者がマイナ保険証を使って読み取っている」と話します。

「紙の保険証・資格確認書の方がまだ多い。やはり高齢者には難しいので、機械の操作となると、一気に苦手意識が出てしまう人が多い」

マイナ保険証を登録していない場合は?

12月2日で有効期限が切れる従来の保険証。
マイナ保険証を登録していない人には、保険証の代わりになる「資格確認書」が届き、これまで通り窓口で提示すると保険診療を受けることができます。

もし12月2日以降に期限切れの保険証を持参した場合、医療費は10割負担になってしまうのでしょうか。

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

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