2025.12.07

暮らす

ボードゲームの塾「遊びながら学べる」難しそうなクマ対策もじぶんごとのきっかけに

「ボドゲ塾」とは?

いま、教育などさまざまな分野でボードゲームが活用されています。
午後3時すぎの北海道美幌町では11月、マチの中心部に小中学生を対象にした塾が開講しました。
ボードゲームの遊び方を教えてくれる、その名も「ボドゲ塾」です!

小学2年の塾生は「いろいろなボードゲームがあるところが楽しい」と話します。
小学4年の塾生によると「なんだか、知れないことを知られる」とのこと。

塾生の母親にも話を聞いてみると。

「子どもがゲームが好きだけど、付き合ってあげられない現実があって。ゲームをしたいから、計算はどんどんするようになるし、戦略的に先を考えるところがあるので、もったいないなと思っていたが、こういう塾ができたので、早速通わせた」

ボドゲ塾では、オリジナルのボードゲームをはじめ、『カタン』など大人でも少し難しいと感じるゲームにも挑戦!
講師を務める「ボドゲぷれいす つなぐぼ」の堀井さんは、複数人で遊ぶボードゲームには、「多くの学びがある」と言います。

「遊ぶにあたってルールを覚えたり、マナーを守れるなど、コミュニケーションのツールにもなりますし、社会性を育むことも。遊びながら学べるというのを売りにしてやっていきたい」と話します。

いまは5人の塾生が週に2回、ボードゲームで遊びながら学んでいます。

拡大するボードゲーム市場

ボードゲームを中心としたテーブルゲームの国内の市場規模は年間70億円を超え、コロナ禍での縮小から回復し、拡大傾向にあります。

札幌市の家電量販店では2年前からボードゲームなどの売り場を徐々に拡大。ボードゲームを中心に売り上げは、2024年の1.2倍以上に増えました。

ビックカメラ札幌店の井内将輝さんによると「商品は約150種類ほどあり、プレーをして実際におもしろかった商品を選定してラインナップに入れている」とのこと。

「最近の傾向としては、すぐに遊べて、みんなで笑えるような、楽しめる商品が人気になっております」

売り場には「あなたにぴったりのボードゲームをお探しします!」というポップが。

自身も大のボードゲーム好きという井内さんに、おすすめのゲームを選んでもらいました!

テーマは、
・4人くらいで遊べる
・すぐに勝負がつく
・ワイワイ盛り上がれる です。

ゆらゆらペンギン(ゲームデザイン:ヤブウチリョウコ) 2780円

「こちらの『ゆらゆらペンギン』というゲームをおすすめします。ジェンガのようなバランスゲームになっていて、紙でできた山を上に積み上げていき、崩さないようにするというゲームです。紙製なので持ち運びやすく、崩れた時の音も大きくなく、子どもから大人まで一緒に遊べるいいゲームになっております」

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

https://www.hbc.co.jp/news/

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