2025.12.01
ゆるむ
巣穴から顔を出して、あたりに天敵がいないかどうか、ジッと観察しているのでしょうか?
長いお昼寝から目覚めた、夜行性のエゾモモンガたちにとっては、まさに1日のはじまりなのでしょうね。
木の葉が落ちて、日が短くなり、いよいよモモンガウォッチのシーズンが始まりました。
私も先日、今シーズン初の〝モモ活〟に出かけました。
しかしながら、日が落ちても巣穴からモモンガは姿を見せず、「もう暗くて写らないよー」という時刻になってやっと巣穴から、ぞろぞろと3匹のモモンガが現れたと思ったら、木を登り、高いところからピヤ〜ッと夜の森に飛んで行ってしまい、それっきり姿を見ることは出来ませんでした。
移動(往復):2時間、モモンガの巣穴の前で待つ:2時間、モモンガとの遭遇:3分くらい?
思いっきり「タイパ」は悪いのですが、それでも巣穴から、クリクリ&ウルウル瞳のエゾモモンガが、姿を見せたときのドキドキが忘れられません。
◆文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
1987年からカメラマンとして北海道の自然や野生生物の撮影を始める。アメリカのイエローストーン国立公園やカトマイ国立公園、デナリ国立公園での取材も経験。2020年から「北海道3大かわいい動物」プロジェクトを主催し、InstagramやSitakkeの記事で発信しています。
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