2025.12.01
ゆるむ
手前に「黄」、奥に「赤」の紅葉の中で、「首をかしげ」の、おすましポーズをとるシマエナガちゃんです。
前回ご紹介させていただいたエゾフクロウ同様に、冬が近づくと、山の奥から里山へ移動して、かわいらしい姿を見せてくれました。
体重はたったの8グラムで、〝レタスの葉1枚〟よりも軽いシマエナガちゃんですが、冬になると寒さをしのぐために、羽毛をふくらませ、そのすき間に空気を貯め込んで、体温を逃がさない「だるまモード」の、モフモフ「丸ポテ」姿になります。
モフモフにふくらんで、必殺「首かしげ」にポーズをとるシマエナガちゃんを撮りたいですよねー。
モフモフシマエナガを撮るための「条件」をいくつか記しておきます、ご参考になれば。
①気温は低いほど良い、風はないほうが良い
→気温が低いほど、羽毛を膨らませて断熱効果を上げます、また風が強い日には、あまりふくらみません。
②時間帯は、朝がベスト、日の出から午前9時くらいまで
→夜を過ごした早朝は、エネルギー消耗のピークなので、体温保持のため最大限にモフっとふくらんでいます、しかも朝の方が日中よりも動きがゆっくりです。
③薄曇りか、小雪の日を狙う
→晴れていると、太陽の熱を直接カラダで吸収しようとするのか、羽を縮めてしまうことが多いようです。
④エサを探していない状況を狙う
→どうしてもエサを探して俊敏に動き回っているときは〝モフ度〟が下がります、休息中や、エサを食べずに〝見張り〟をしている子を探すのが良いかも。
あくまで私見ですが、ご参考になりましたでしょうか?
「そんなことより、シマエナガちゃん自体がみつけられないんだよー」って方、シマエナガは小さい鳥なので、目ではなく、耳で探すのがコツ。
YouTubeなどで「シマエナガの鳴き声」を聞き、覚えておくと、意外と身近なところでシマちゃんを見つけられると思いますよー。
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