2025.12.01
ゆるむ
今週も インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2025年11月24日〜11月28日ピックアップ分)


このお写真のキャプションに「耳毛が広がってるかわいい子。この子はヒロちゃんてつけました、初name」とありました。
耳が広がっているから「ヒロちゃん」…とってもかわいい名前をいただきましたね!
エゾリスの「ヒロちゃん」と他のエゾリスとを区別できることは、その子に愛着がわくだけではなく、実はとっても大事なことがあります。
野生生物の研究者たちも、名前や愛称や番号などをつけていて、それによって「動物の平均」では見えない、行動の範囲や、季節による移動のルート、食性の変化や繁殖状況といった、一歩踏み込んだ詳しい生態などを調査しています。
ヒグマだったら、体全体や胸元の毛の色など、シャチであれば、背びれや尾びれの形、傷の模様などで「個体識別」をしていますが、いま注目されるのが、「AIによる個体識別」です。
「この花の名前は?」とか「この鳥の名前は?」といったレベルであれば、携帯のカメラをかざすだけで、AIがかなりの正答率を出してくれますね。
将来的には、カメラのファインダーをのぞいてたら、画像の下に「エゾリス・ヒロちゃん・○歳・男の子or女の子」なんて、デジタル表示される時代が来るのかもしれませんね。
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