2025.12.05
暮らす
いざというとき、1台の車を快適空間に…!
そんな方法を紹介してくれるのが、HBCウェザーセンターの篠田勇弥気象予報士です。
「趣味は車中泊をしながら広い道内をドライブすることです」
そう話す篠田さんは普段、HBCのお天気コーナーを担当するだけでなくSitakkeでも天気情報などを連載しています。
そして実は防災士の資格も持っているんです。
「食べることが好き」だと話す篠田さんは、函館や帯広などによく遠出するそうですよ。

「遠くまで行くと日帰りは本当に無理なので、そのなかで車中泊をよくします。ことしの流氷シーズンは網走に行って、流氷を見に行ったりもしています」
今回はそんな篠田さんに、災害時に車を避難場所として活用する技を紹介していただきます。
正しい知識とグッズがあれば、冬の車内でも避難生活を送ることができるんです。

まず初めに、確認するのは「冬の基本装備」。
スノーヘルパーやスコップ、牽引ロープ、そして防寒着などです。
冬のあいだは路面状況や視界が目まぐるしく変わって、スタックなど立ち往生の危険性があります。
災害に関係なく、これらの装備は車に備えておくようにしましょう。
道内で初めて震度7を観測し44人が亡くなった2018年の胆振東部地震を経て、厚真町では、新たな防災備蓄倉庫が完成するなど、地震の教訓を生かす取り組みが全道的に進められています。

一方、札幌で直下型の地震が起きると、最大で5万7千戸の建物が全壊または半壊する可能性があります。
2016年の熊本地震では、避難所も被災し、約7割の人が車での避難生活を余儀なくされました。
そこで冬の災害時、車を避難所にした場合、どんな備えが必要でしょうか。
篠田さんにポイントを聞いてみました。
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