2025.11.27
深める
「ケツ切り」の次は選別の作業です。そのやり方は?
大師匠に「まずは先端を触って確認してほしい」と言われました。
言われるがまま触ってみると…ふにゃっとした触り心地。
先端にトウモロコシの実が無いということが触るだけで分かりました。
これを「不稔」と呼ぶそうです。
ほかにも、虫食いの跡や、実が欠けているものが混ざっています。

選別作業では、これらを手の感覚だけで判断する技術が必要なんです。
すべてのトウモロコシの皮をむいて確認することができればいいのですが…。そんなことはできないので、手の感覚だけで判断をしなければいけません!
この作業は結構、いや、とっても難しいです…。
中には、先端のごく一部でしか不稔になっていないものもあります。しかも手袋を着けながらの作業です。
実をつぶさないようにしながらも、1つずつ丁寧に確認をしていきます!

ちなみに師匠の作っている「しろみつとろきび」は小ぶりで市場で扱うのが難しいため、ネットのみで販売しています。
だからこそ、スーパーでたくさん売られていて自分で選べる販売方法とはわけが違います。

自分がせっかくお金を払って買ったトウモロコシが届いたときに、先まで実が詰まっていなかったら損をした気分になりますよね。
相手の気持ちになって作業をすることも大事だなと思いました!
全国の師匠のトウモロコシを楽しみにしている人のためにも作業、がんばります!
ひとつひとつ師匠にも確認をしてもらいながら、作業を進めていきます。
■ 「大人のラブストーリーってこういうことか」恋愛から遠ざかっている人に見てほしい『平場の月』【映画感想】
パートナーメディア