2025.12.02

暮らす

あえて冬でも地上を歩く?札幌では1日8万人が利用の地下を使わない理由を聞いてみた

天候に左右されず、信号も気にせず歩ける札幌駅前通・地下歩行空間「チ・カ・ホ」ですが、あえて地上を歩く人たちがいます。その理由とは、いったい?

札幌駅前通・地下歩行空間は、2011年3月12日に開通して以来、1日に平均約8万人が通る札幌駅から大通公園までをつなぐ札幌のメインストリートです。

月別の「チカホ」利用者数の推移を見てみると、雪降る寒い冬も、暑い夏も札幌市民は年中地下を利用しています。
「チカホ」を歩いていた人に話を聞いてみると…。

聞いてみた!なぜ「チ・カ・ホ」を歩く?

「滑らないし、転ばないし。あちこち歩くけどこんないいところない。チカホ大好き!」

「冬になって寒くなってきたので歩くならチカホかなって感じで歩いていました。外よりあったかいしお店とかもあるので結構遊びに行くのにも使っています」

「信号機がない、早い、暖かいし、天候に左右されないからすばらしいですね。以前、滝みたいのがあったころから知っている」

開業時には35万人が訪れた札幌地下街

札幌地下街の歴史は、1971年のポールタウンとオーロラタウンの開業から始まりました。開業の日訪れたのはなんと35万人!
地下には滝や水路、噴水があった時代もありました。

11月から雪や寒さを理由に地下を利用する人が増加。
しかし、それでも外を歩く人がいました! 気温は一桁…寒いのになぜ外を歩いているのでしょうか。

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

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