2025.11.26

深める

趣味とパートナー、どちらも大事だけど…「優先度」にどう折り合いをつける?

大事な人と自分らしくいられる環境、そして暮らす場所まで…

エスコンで会えるかしら!

大事なパートナーと支え合いながら一緒に生活していきたいという気持ちと、自分らしくいられる環境で楽しく過ごしたいという気持ち。まずそのぶつかり合いがあって。

加えてそこに「都市部から離れて暮らす/都市部で生きていく」、そのいずれなのかというライフスタイルの違いが絡んできている。

本人としてはもちろんそうでしょうが、お悩みを受け止める側としても「これは一筋縄ではいかなさそう…大変だなぁ」と、正直言って思っていたところです。

そうねぇ、「"やりたいこと"の中に"自分"がいることが感じられない」かぁ。
こうやって言われたら、もう伝えられた側としては立つ瀬がないわよね。

喧嘩という、望まないかたちかもしれないけれど、ある意味でのコミュニケーションができており。
かつ今後の着地点を互いの合意の上で決められたことは、ふたりにとってある意味での救いにはなっていくかもしれませんが。

「ドバトの鳴き声はポロッポー」さん、あたしも同じことをパートナー的な立場の人に言われたら、「あなたのためにしたいことをやめられないよ」と、あなたと同様の文言をとっさに返していたかもしれません。

そりゃモヤモヤもするさね。

でも、そのモヤモヤってきっと、どうしようもない類のやつ。
話題の性質から言っても、パートナーと自分、どちらかに非があるとかいうことではないだろうし。
うーん、難しい。なんだか歯がゆいわ。

もちろん誰よりも歯がゆいのは、「ドバトの鳴き声はポロッポー」さんでしょう。

「自分が好きな自分でいられる場所」に、今は居続けることができないという悔しさ。

「元気に生きているのはこの人のおかげ」とまで思えるような大切な相手に、物理的にも精神的にも寄り添いきれないもどかしさ。

そんなふたつの感情を抱えながら人生を送るというのは、もはや軋轢を生きているとでも言うべき所業。
「最低でも2回分の人生」、欲しくなって当然だと思うのよね。

叶えたい望みの分だけ、その望みたちがぶつかり合わなくて済む分だけ、たくさんのいのちがあればなぁって、あたしも思うもの。

とはいえ残酷なまでに、人生は「一度しかない」というのが現実というやつです。
それをあえて、すべての前提とした上で。

何をどう選択すべきか。おのれの願い同士の衝突に、どう折り合いをつけていけばいいのか。
こうした問いたちについてあたしは、「ドバトの鳴き声はポロッポー」さんに宛てて何が書けるだろうかと、今真剣に考えているのでした。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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