2025.11.24
ゆるむ
本格的な冬が近づくと、夏の間は、山の奥の方で子育てをしていたエゾフクロウが、住み慣れた〝すみか〟へと、徐々に戻って来てくれます。
フクロウの〝すみか〟は、大きな木にあいた〝樹洞(じゅどう)〟なのですが、夏場、フクロウが留主をしている間に、台風などで幹が痛んでしまったり、木そのものが根元から折れてしまったりといったこともあるのです。
今シーズンも、フクロウウォッチャーの間では有名だった、名所的な〝すみかのある木〟が、数本、途中から折れたり、根元から倒れたりしてしまいました。
〝穴が空いた木〟は、そこから雨などが入って、内部が腐ってしまうことも多く倒れてしまいやすいのかもしれません。
代わりになるような、大きくて太い木がたくさんあれば良いのですが、フクロウが暮らすことが出来るような〝樹洞〟は、なかなか見つからないのが現実です。
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