2025.11.25
みがく
札幌で芸妓をしております、「こと代」と申します。 「芸妓」といえば、京都のイメージが強いと思います。
しかし北海道にも開拓期から道内各地に花柳界がございました。
現在は札幌のみになってしまいましたが、「さっぽろ 名妓連」には11名の芸者衆が所属し、毎日お稽古、お座敷などで活動しております。

連載「さっぽろ芸妓日記」では、札幌の花柳界の歴史や 文化などをご紹介していきたいと思います。お付き合いのほど、どうぞ宜しくお願いいたします!
皆さんは、「花柳界」にどんなイメージをお持ちでしょうか?
私はこのお仕事をやっていて、お客様からよく「やっぱり厳しい世界なんでしょう?」という質問をいただくことがあります。

私は、入門前は京都の芸舞妓さんのドキュメンタリーなどをよく観ておりましたので、「きっと大変な世界なんだろうな」となんとなく思っておりました。
現実は?というと…。厳しいものだと分かっていて入門したので、さほど驚くことはありませんでした。
お稽古経験もゼロの、何も知らない状態で入門しましたので、お師匠さんには芸事に関しては厳しく教えていただきましたし、礼儀作法に関しては失敗しながらも、お姐さんやお客様方からたくさんのことを教えていただきました。
でも、どれもが決して理不尽な厳しさではなく、「愛のある厳しさ」、という風に感じていました。
(それでもかなり優しい方だと思います。時代ですね…)
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