2025.11.23

みがく

「まるでおとぎ話」な洋館で芸妓がカフェをオープン!新しい試みで思いがけないご縁も【さっぽろ芸妓日記vol.34】

豊平館とのご縁

向かって左から順番に清恵姐さん、わたくし、ふみ代ちゃんです。

豊平館が現在の場所(中島公園)に移築されたのが、1958年。

実は、私たちがいつも披露している「札幌小唄」という演目があるのですが、
同年開催の「北海道大博覧会」で、当時の札幌の芸者のお姐さん方が踊るために誕生したPRソングだったのです。

思いがけないご縁と札幌の歴史を感じ、感慨深いものがありました。

ちなみに「札幌小唄」は私たちのイベントや踊りの会などでもよく披露させていただいている定番ソングですので、
今後もし機会がございましたら、札幌の歴史に想いを馳せながら聴いてみてくださいね!

とても楽しい時間でした!

こちらは今回のカフェでコラボした珈琲とかぼちゃバスクチーズケーキ。私もお仕事の合間に控室でいただきました!秋の味覚、堪能させていただきました。

豊平館はどこに立っても「映える」写真が撮れますよ!

思いがけず、国内外を問わずたくさんのお客様にお越しいただいた今回のイベント。

「芸妓カフェ」も初めての試みでしたが、私たちもとても楽しい時間を過ごさせていただきました。

今後もどんどん新しいことにチャレンジさせていただけたらうれしいなと思います!

***

連載さっぽろ芸妓日記

文:さっぽろ名妓連 こと代
編集:Sitakke編集部あま

<「こと代」プロフィール>
札幌生まれ、札幌育ち。2018年にお披露目して以降、現在も最北の花柳界「さっぽろ 名妓連」で芸妓として活動中。開拓期から続く北海道の花柳界文化をたくさんの方に 知っていただくべく日々奮闘中。飼い猫達と遊ぶことが日々の癒し。

※掲載の内容は記事執筆時(2025年11月)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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