2025.11.22
暮らす
手頃な価格で稚内市内で唯一の回転ずし。
地元の人たちや観光客に人気の店ですが、経営者の親族や従業員の中で後継者が見つからず、将来的な事業の継続が課題になっていました。
そこで、社長が決断したのはM&Aによる事業の引継ぎです。
稚内回転寿司・花いちもんめ運営の金子正九社長は「すごく今、会社の状態がいいんですよ。業績がよくていい時期が一番いいタイミングだと聞いたので、それが今回のM&Aにつながる決断にも大きく影響している」と話します。

事業継承によって、回転ずし店は店の名前を残したまま営業を続けることができます。
一方、事業を譲り受けた会社も、営業エリアの拡大や新たな業態=回転ずしへの進出ができるのです。
引き継ぐ側の札幌海鮮丸の飯塚隆夫社長は「後継者に悩んでいる中小企業をどう救っていくかということで、もともとは札幌海鮮丸の事業承継というものを今から3~4年前に進めていた」と話します。
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