チーズのエキスパートが、世界へ「十勝」を発信
同社のチーズを広めた立役者の一人が、取締役である長原ちさとさん。チーズの知識をはじめ、美しいカットの技術や盛り付け(チーズプラトー)のスキルなどが問われる「フロマジェ」の資格を持つ。2021年には日本代表として「世界最優秀フロマジェコンクール」に参加し、3位に入賞した実力者でもある。



「日本産チーズの質の高さは、世界に知られています。私は一歩進んで、世界へ『十勝』をアピールしたい。日本のチーズ工房の1割が十勝にあり、生乳の生産量も日本一。高い目標を持つ生産者も多いので、大きな可能性を感じます」と、ちさとさんは意気込む。
11月にはラクレットチーズの本場・スイスで開催される「ワールドチーズアワード」で入賞を目指す。大手乳業メーカーでの経験もある専務取締役の七海一樹さんは、大会への参加をブラッシュアップの機会と考えている。「海外では日本のチーズの味は淡泊だととらえられることもありますが、クリアで美しい〝日本らしい味〞を貫きたい。スイスの気候は十勝と似ているので、どう評価されるのか興味深いですね」。世界に挑むたび、ますますおいしくなるチーズ。そのたゆまぬ進化から目が離せない。
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