
創業から約5年で、チーズコンテストの常連になりつつあるTOYO Cheese Factory。その実績の裏には、高い技術と情熱がありました。
高品質をかなえる妥協なきこだわり
芽室町 TOYO Cheese Factory(トーヨーチーズファクトリー)

2020年に創業したTOYO Cheese Factory。十勝にあるチーズ工房としては歴史が浅いものの、既に国内外のコンテストで輝かしい結果を残している。昨年は日本最大級のチーズコンテスト「ジャパンチーズアワード」のラクレット部門で〈age02Raclette〉が金賞・最優秀部門賞、〈age04Cheddar鰹〉が銀賞を受賞するという快挙。さらに今年9月、フランスで開催された国際的なチーズの祭典「モンディアル・デュ・フロマージュ」でも、ハードタイプのチーズ〈age07Hard〉がブロンズ(銅)メダルを獲得した。

世界品質のチーズは、一貫したこだわりから生まれる。自社のミルクタンクローリーで集乳して鮮度を大切にするのはもちろん、仕入れは十勝にある4つの契約牧場に限る。しかも合乳せず、各牧場の生乳を単一で使うという徹底ぶり。さらに国際規格の食品安全基準「FSSC22000」を取得し、衛生面においても高いレベルを保持している。
代表取締役の長原覚さんは、農作物用の紙袋などを製造する「東陽製袋」の代表も務める。「十勝の農業に貢献したい」と一念発起して、チーズ製造に挑戦。「10年以上におよぶ構想が実を結びました」。世界の市場も見据えており、2年前からシンガポールに輸出も行う。



パートナーメディア