
成人の約5人に1人とも言われる「ある病気」…。生活習慣病のリスクが、2倍から5倍という隠れた病、そのリスクとは!?
連載「じぶんごとニュース」
札幌市で開かれた「あるプロジェクト」のスタートイベント。北里大学大学院(産業精神保健学)田中克俊教授によって、衝撃の数字が明かされました。
「睡眠の問題による経済損失、医療費および生産性の低下によって、大体年間3兆5000億円くらいの損失がある」
テーマは睡眠。
「睡眠呼吸障害がいかに大変な状態なのか、日本人にいかに多いか」
日本人に多い睡眠障害が国の予算を圧迫しているというのです。

プロジェクトは、道民1000人に約1年にかけて腕時計型の端末をつけてもらい、睡眠の深さ、いびきや無呼吸の時間帯などのデータを収集。
生活の質の向上や企業のリスク軽減に活用しようという試みです。
プロジェクトを主催する、ミルウスの南重信代表は「睡眠時無呼吸症候群を未然に検出して企業が労働者のケアをするのは、これからの1つの流れになってくる」と話します。
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