2025.11.19
暮らすこのトレーに入った生すじこは、秋になるとスーパーにずらりと並び、北海道の食卓を彩ります。

生すじこをいくらにするには、ぬるま湯でほぐしながら皮や血合いを取り除き、それぞれの家庭の味付けで醤油漬けにしていきます。

その様子まで再現しているこちらの作品。

北海道民が思わず「わかってる~!!」と言いたくなる、秋の台所の光景。お店によっては生すじこをほぐした状態で売ってくれるところもあり、「生すじこほぐします」のメッセージはそれを再現したもの。細かいのはサイズだけではない、細部に至るまでのこだわりが伝わります。
今年の生すじこは高級品となりましたが、北海道の秋の食卓の風物詩である「いくらの醤油漬けづくり」を再現しました。ボウルとザルの中には生すじこを洗い、ほぐしたものを再現しました。少し白く濁っているのがポイントです。大きなボウルには冷ました調味液がダイナミックに注がれている様子を空中に浮かせて表現しました。食品サンプルでも良く見かける「空中技」です!北海道発の発砲スチロールは本物の発砲スチロールをカットしています。私の海鮮ミニチュアではおなじみとなった黄色のポップですが、毎回何を書こうかと悩むのが楽しみの一つです♪「生すじこほぐします。」とお魚屋さんで見る光景と自宅でいくらを漬ける光景を想像しながらお楽しみいただけるとうれしいです。
作品サイズ:2×3の発砲スチロール
<苦労・工夫したポイント>
今までいくらの醤油漬けのミニチュアを制作したことはありましたが、生すじこの再現は今回が初めてでした。いくらの醤油漬けとは違う色合い(いくらの醤油漬けはオレンジ、生すじこは赤色)を出し、生すじこ独特の血筋を再現することでリアル感を出しました。
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