2025.11.16

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海のマチなのに…函館に実はなかった水族館 70年の悲願「地元の海を体感」実現目指す

民間主導は歓迎だけど…

函館市 大泉潤市長

市民レベルでわいてきた水族館構想を、トップはどう考えているのか。
函館市の大泉潤市長に聞きました。

「函館市は人口減少で経済が縮小して、非常に大きな課題だと思う。その課題解決につながるのであれば、もし水族館建設のプラン・アイディアや動きがあったときに我々としても協力していくことになるのではないかと考える」

「民間主導の取り組みは歓迎」と前置きしつつも、資金の支援などには、慎重な姿勢を示しました。

齊藤いゆさんは「70年間函館に水族館を建てたいと熱く思っていた人たちの思いを、この函館にみんなで建てたいと思います」と夢を膨らませます。

めざす水族館の姿

めざすのは、漁師の仕事体験や地元でとれる魚を展示し、併設するレストランで「地魚」を味わえるなど「地元の海」を体験できる水族館です。
それを市民みんなで一緒に考える「まちづくり型水族館」を目指すと意気込んでいます。

齊藤さんたちは、11月27日に実行委員会を立ち上げて本格的な活動を始める予定です。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年11月3日)の情報に基づきます。

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

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