2025.11.14

暮らす

36パック×360か月、納豆が届き続ける「どうかしてるぜ!」北海道のメーカー語る納豆愛

ご飯のおともとして「納豆を愛している」という人も多いかと思いますが、その納豆を、なんと30年分プレゼントするというキャンペーンを函館市の食品メーカーがおこなっています。そのわけは?

北海道函館市の納豆メーカー「ヤマダイフーズプロセシング」の小樽工場です。
1日におよそ7万パックもの納豆を製造し、道内を中心に販売しています。

会社の設立30年を記念しておこなっているのが「どうかしてるぜ、納豆30年分プレゼントキャンペーン」です!

想定以上の応募数!

納豆30年分、毎月1ケース=3パック×12セットが360回届くというこのキャンペーン。

ヤマダイフーズプロセシングの小林大作社長がキャンペーンを思いついた経緯を教えてくれました。

「『やっぱり1年分かな?』っていう話になったときに、『いや1年分っておもしろくないな』とかいって。『30年分やるか?』って言ってみたんですよ」

全国の大手メーカーには認知度や価格で劣る面もありますが、自社の納豆ファンを増やしたいという「納豆愛」から企画しました。

「納豆って楽しいものだと僕らは考えている。何を入れるとかどうやって食べるとか、すごく盛り上がる。そういう納豆の楽しさをPRしてファンになってほしい」

当選者は抽選で1名のみ。
10月30日現在で全国から約5000件の応募があり、「想定以上」と手ごたえを感じています。

社長自ら作詞作曲

あふれ出る「納豆愛」はこんなところにも。

♪Natto Is Freedom

社長自ら作詞作曲を手がけたオリジナルソング「Natto Is Freedom」です。

函館市内のダンススタジオに通う小中学生と、ミュージックビデオの制作にも挑戦。さまざまな形で納豆の魅力を発信しています。

「納豆っておいしいんだ、食べてみようというきっかけになれば良い」と話すのはキッズダンサーです。

小林社長は「納豆っておいしくて体に良い、そして楽しいというテーマを前面に出していきたい。日本に限らず海外の人にも、歌と踊りは言葉がわからなくても届くと思う」と話します。

「納豆30年分プレゼントキャンペーン」の締め切りは10月31日までですでに終了していますが、あふれ出る納豆愛にこれからも注目です!

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年10月30日)の情報に基づきます。

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

https://www.hbc.co.jp/news/

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