2025.11.15

暮らす

【気象予報士のウラ側】悩ましい「雪か雨か」問題 分けるカギになる気温は何度?気象予報士が解説

秋から冬にかけての季節の変わり目は、衣替えやタイヤ交換など、冬の準備をいつ始めようかと悩むことが多いですが、実は、気象予報士もこの時期は頭を悩ませることがあります。

それは「雪で降るのか」「みぞれになるのか」「雨で降るのか」という問題です。

そこで今回、気象予報士のウラ側と題して、普段どのように雪やみぞれ、雨を見極めているのかを、HBCウェザーセンターの気象予報士・篠田勇弥が深堀りしてみます。

連載「気象予報士コラム・お天気を味方に

多種多様な天気マーク

HBCでは北海道ならではの多彩な天気を表現するために、たくさんの天気マークがあります。

基本的な「晴れ」「曇り」「雨」「雪」だけではなく、「雨か雪」「雨一時みぞれ」「大雨」「風雪強い」などなど…。

細かな空の変化をできるだけ詳しく表現したいという強い思いから、パッと見て違いに気づくことのできる天気マークを用意しています。

さらには「雪か雨で暴風を伴う」や「雨のち暴風雪」など、HBC独自の天気マークが用意されていることに、私も入社当初は大変驚きました。

これらを使い分けながら、ウェザーセンターの予報士は日々の天気予報を作成しています。

HBC天気マーク一例。上段は左から「晴れ」「曇りのち雨」。下段は左から「雪時々止む」「雪か雨で暴風を伴う」。HBCで使用している天気マークはなんと130種類以上あります!

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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