2025.11.16

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「ししゃものようにたくましく」町の主役を幻にしない…3年で見えた復活の兆しとは

分かれる明暗

いち早くブランド化したことが功を奏し、いまや高級食材となったシシャモ。
マチの誇りともいえる名産品として知られています。

そんな町の主役はなぜ、激減してしまったのか。
道立総合研究機構では「むかわ沖の海水温上昇がシシャモの成長などに影響しているのではないか」という視点を含め、さらなる調査を継続しています。

一方、むかわ町から陸路で250キロほど離れた、太平洋沿岸東部の白糠町。
10月21日、シシャモ漁が解禁になり、漁港はにぎわっています。

白糠漁協ししゃも部会の加藤直人部長は「きょう(10月21日)はうちの船で10箱くらいだね。13キロ入りのシシャモが10箱くらい獲れた。最初の予想では魚体が小さいと言われていたけれど、割と大きめだったね」と話します。
釧路でも10月中に漁が始まる見通しで、同じ太平洋沿岸で、明暗が分かれています。

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

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