2025.11.13
出かける
はじまりは、中学の初恋――リアルで切ない珠玉のラブストーリー。
11月14日(金)に公開される映画『平場の月』のホームページには、そう書かれていました。
試写会で映画をいち早く見たHBC佐藤彩アナウンサーは、「本当に切なかったけれど、でも、『幸せ』を見せてもらった」と話します。

前編の記事では、「HBC演劇エンタメ研究会(通称“エンケン”)」の森結有花アナウンサーが、映画の感想をお伝えしました。
佐藤彩アナウンサーは、原作者の朝倉かすみさんにインタビュー。朝倉さんが込めた思いや、映画を見た感想を伺いました。


妻と別れ、地元に戻って印刷会社に再就職し、慎ましく、平穏に日々を生活する、主人公・青砥健将(あおと けんしょう)。
その青砥が中学生時代に想いを寄せていた須藤葉子(すどう ようこ)は、夫と死別し今はパートで生計を立てている。
お互いに独り身となり、様々な人生経験を積んだ二人は意気投合し、中学生以来、離れていた時を埋めていく――。
ある日、アパートの部屋から月を眺めていた須藤。
「お前、あのとき、何考えてたの?」
青砥にそう問われ、
「夢みたいなことだよ。夢みたいなことをね、ちょっと」
そう答えた須藤。
再び、自然に惹かれ合うようになった二人。
やがて未来のことも話すようになるのだが・・・。
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