2025.11.11

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空いていた平日昼もバスが混雑…「思い切った形」札幌市でミャンマー人運転手を育成

運転手デビューはいつ?

ミャンマーの運転免許を持っている2人は、2025年度中に日本の免許に切り替え、2026年度を目標に大型二種免許を取得、正社員に採用される予定です。
そして、3年後の春に運転手デビューを目指します。

「仕事はめっちゃ楽しいです」

「人を乗せてバスを運転したい」

じょうてつは、11月にも新たに1人、留学生を採用するということです。外国人が日本でバスを運転することに、困難なことはないのでしょうか。川沿営業所の櫻井省吾さんに聞いてみました。

「確かめる項目がいろいろありすぎて、焦ってしまうとかもあるけど、ゆっくり焦らずやっていくことによって覚えていくという感じですね」

運転に関しても「バックモニターやボタン式シフトなど結構最先端のものを入れております。大型2種免許と車両感覚さえ把握していれば、誰でも運転できるのではないか」ということで、大きな心配はなさそうです。

アルバイトは午後6時まで。一緒にバスで帰ります。
深刻化するバスの運転手不足解消の新たな一手となるのか。今後の2人の活躍に期待が高まります。

道外の自治体の採用例

札幌市が主導する今回の取り組み。
行政が大きく携わるという点で先進的ですが、道外では岡山市のバス会社が外国人を運転手として採用し、現在研修を行っています。
愛知県でも会社採用の例があるということです。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年10月20日)の情報に基づきます。

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

https://www.hbc.co.jp/news/

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