2025.11.11

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空いていた平日昼もバスが混雑…「思い切った形」札幌市でミャンマー人運転手を育成

札幌のバス会社が外国人運転手を採用する取り組みが始まりました。
将来的な増便や運転手不足解消に期待の声があがっています。

帰宅ラッシュ時のバスの車内をのぞいてみると、大変な混雑!
一方、空いているはずの平日の昼でも混雑しています。これはバスの本数が減り続けているのが原因です。

バス利用者からは困惑する声が。

「仕事でバスに乗るが、行きたい時間より早く着いたり遅く着いたりすることがある」

「混雑してバスの前から降りられなくて、後ろから降りてから前の運転手に定期とかをかざす人をたまに見る」

減少続くバス運転手

主に札幌市の中心部と南区を結ぶ『じょうてつバス』です。
10年前に比べて、運転手は30人から40人ほど減ったといいます。

じょうてつ川沿営業所の石黒寛章所長は「運転手の平均年齢も54歳くらいですから、6年もするともういなくなってしまう。再雇用で働いていただけるかっていうところになるが、減ることはあっても増えていくことはない」と話します。

「お客様にはご不便かけていますけども、減便で対応せざるを得ないという状況になっている」

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

https://www.hbc.co.jp/news/

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