2025.11.12
食べるスイーツ開発は、2021年に東京の食品メーカーを買収してスタートし、埼玉の工場で生産しています。
お土産に嬉しい「常温保存可能」「製造から1年保存できる」という特徴は、ベル食品がレトルト食品で培った技術があるからこそ実現できたといいます。

福山社長は、「世の中にないものを作りたい、いつでもどこでも北海道スイーツが味わえるようにしたいという思いで、常温にこだわりました。北海道の方には、自宅に置いておいて、いつでも食べたいときに食べられるおやつに。観光客の方には、旅行の思い出として、北海道の味を思い出すときに楽しんでほしいです」と話します。
スイーツをはじめ、幅広いジャンルの商品開発は、営業や企画開発部門の社員が月に1度集まって会議をしていますが、社長も参加して企画段階から意見を出すといいます。
「最終的に役員プレゼンがあるんですけど、そのときには私はもう知っているんですよね(笑)。新商品が多い会社だと思います。北海道の人口が減っている中で、やっぱり攻めて行かないと」

「ジンギスカンのたれ」で有名なベル食品。ですがそれだけではなく、ラーメンにザンギ、スープカレーなど北海道の幅広い食を届けていて、「北海道のソウルフードメイカー」をうたっています。
福山社長は、「ジャンルを広げながらも、北海道のおいしいものをいかに魅力あるものに加工してお届けするか、というところにこだわってきました。北海道のものを食べたいとおもったらベル食品を思い出してもらえる、そんな存在を目指しています」と話していました。
連載「ごほうび糖分」
※掲載の情報は取材時(2025年10月)の情報に基づきます。
パートナーメディア