
参加者の20代男性が「じつは30分寝ました」と教えてくれました。
「すっきりしました!スッと寝れてスッと起きられて気持ちよく。これはこれでありですね。本屋さんにずっと住みたいかといわれるとそうではないが…ホテルみたいな感じで非日常を味わいたいときに来たい」
20代女性は「読み切れるかなってちょっと不安になってきました。寂しい気持ちはすごくあります。終わっちゃうんだもう…もうちょっといたい」と名残惜しそうです。
午前7時30分で、ツアーは終了。9時間半の間に、10冊以上の本を読破した人もいました。
「ほんとにいろんなジャンルの本を読めてよかったと思います」
「何回でも応募して抽選を突破します。読書最高!」

今回の募集定員は5組10人。
応募が殺到して抽選倍率は138倍に。
参加は無料ですが、ツアー終了時に1人最低3冊の本を買うのが条件でした。
夜10時から翌朝7時半まで、地下2階から4階までの6フロアでビニールがけの雑誌など以外は自由に本が読めます。

ちなみに、今回の「住んでみるツアー」参加者には、終了後にこちらの特別住民票が記念に発行されました。
丸善ジュンク堂では今後も全国各地で、このツアーをおこなっていくそうです。
HBC・Sitakkeでは活字離れにさまざまな方法で文化を守っていく動きも記事で取材しています。
ちょっと読書から遠ざかっていた人も本を手に取ってみてはいかがでしょうか。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年10月27日)の情報に基づきます。
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